ワールドカップ コリア・ジャパンの折り返し時点で、ジャパン・マーケット・インテリジェンス(JMI)では、開催地・日本において独自の意識調査を実施しました。目下のところ驚きの連続の2002年ワールドカップですが、ここでも驚きの結果が・・・。 歴史的にサッカーファンといえば男性でしたが、今回のワールドカップは多くの女性をも魅了したようです。調査結果から、77%の女性が「非常に」または「ある程度」ワールドカップに興味があると考えていることがわかりました。 しかしながら、興味が持っていることは、必ずしも実際の行動にまではつながらないようです。アンケートに答えた男性のうちすでに5ゲーム以上の試合を見ていた人が半数近い46%いたのに対し、女性では18%にとどまりました。 多くの日本人(48%)にとって、今ワールドカップでの一番の驚きは、前回大会の優勝国で今回も優勝候補と目されていたフランスが一次リーグで敗退しブラジルが優勝候補となったことでした。 また、開催当初、チケット問題等のトラブルもありましたが、アンケート協力者の4分の3以上(76%)が、ワールドカップは大成功を収めていると考えていました。 アンケート結果で注目に値するのは、ブラジルに敗退するまでイングランドが優勝すると考えていた女性は、男性に比べて3倍も多くいたことでした。このイングランド人気は、ワールドカップ開始以降ものすごい勢いで広がっているベッカム人気と関係があると言わざるを得ません。また、女性のうち30.9%は日本が優勝すると予想していました。
Q.ワールドカップでは、どのチームが優勝すると思いますか?
ワールドカップの公式スポンサーが数百万ドルもの広告料をかけているにも関わらず、アンケート結果では、公式スポンサー企業名を1つでも挙げることができたのは、全体の3分の2(67%)にとどまっていました。スポンサー企業として最も成功したと言えるのはコカ・コーラ(非助成認知で43%)で、その他、アディダス(31%)、マクドナルド(20%)等でしょう。これら3社以外の全ての公式スポンサーは、残念ながらわずか10%未満の認知率しか得られませんでした。
Q.ワールドカップの公式スポンサーとして知っている企業名・団体名を挙げてください。
しかし、公式スポンサーのひとつ、ヤフーの結果は特に悲しいものでした。ワールドカップの全試合でコーナーフラッグ付近に"Yahoo"のビルボード広告が出て、FIFAworldcup.comホームページはこれまでのスポーツイベント・サイトの中で最高の成功を収めたにも関わらず、ヤフーを公式スポンサーとして挙げることができた人は全体のうちはわずか3%に過ぎませんでした。 一方、ヤフーのマーケティング担当者にとってはあまり知りたくない事実かも知れませんが、キリンビールとナイキの2社は、実際には公式スポンサーでないにも関わらず(!)、ワールドカップ公式スポンサーとして比較的高い認知率を獲得していました(11%、8%)。これらの企業に共通している点は、ワールドカップ期間中サッカーに関連したキャッチ―なテレビコマーシャルを流したことです。 アジア初のワールドカップもいよいよ終わりに近づいてきました。日曜日のファイナルでは、さらなる新しい驚きが見られることを期待しましょう!